学園長メッセージ

『対話は命』

多くの人々が置き去りにしてきた学問があります。それは言葉の学問です。

人間として生きていくのにとても大切な学問です。置き去りにしたというより、誰かによって、何かによって、意図的に置き去りにさせられたのかもしれません。言葉とは、聴く力、話す力、人間力が基本になります。この基本を大前提に、対話学を四つの分野(他人との対話、自分との対話、自然との対話、異文化との対話)に分類して研究してまいりました。

親子の対話、師弟の対話、仲間の対話など、対話によって築かれたのが日本の文化でした。残念なことに、調和の和の文化が、誤解を生む個と平等の文化に変遷したように、対話の文化も沈黙の文化に置き換えられてしまいました。

グローバリズムを推進する今の時代において、対話なくしては、真の国際理解はありえません。対話の力なくしては、異文化の壁を乗り越えることは困難です。日本には、惣の文化が教えるように、寄り合い、稟議、詮議などの対話の学問がありました。西洋には、ソクラテスやプラトンに始まった、より豊かなコミュニケーション促進のためのダイアログ(対話)やディベート(討論)という対話の学問がありました。この日本と西洋の対話技法を習合させて、Taiwalogy(対話ロジー)という、新しい言葉の学問を立ち上げました。自国を知らずして国際人を名のるなかれと、自らをむち打ちながら、Taiwalogy Academia(対話ロジーアカデミア)を発信する運びとなりました。対話を磨くことによって、生きがいを見出し、夢と希望に溢れた、より良い世界が生まれてくると信じます。対話は命です。

 

【連絡先】
タイワロジーアカデミア良心塾事務局
06-6449-2227

学園長 南 徹